おりんぴっく

 久々なのに時事ネタで恐縮です。しかも、一瞬で終わります。

 う〜ん、オリンピック、女子フィギュアでやっと念願の金ですね〜。
 荒川選手がフリーで使っていた「トゥーランドット」のDVDやらCDがバカ売れしている
らしいです(午前のニュース番組でやってた)。
 しかし、影響されやすいですよねぇ。私もごたぶんに漏れず、のタイプではあります
けどね・・・・・。
 ひとつ思うのは、こういう機会でオペラファンが増えれば、それはそれで良いことだ
ということです。普段触れる機会のないオペラというジャンルに、フィギュアスケート
のBGMから入ったっていいんですよ。たまたま電車で拾った日経新聞愛ルケ読んで、
渡辺淳一の世界にどっぷりハマってもいいわけですよ(笑)。
 英語でartと呼ばれるものに触れる機会って、割と少ないと思うんですね。私はたま
たまそういうのに興味のあるタイプで、美術館に行ったり、お芝居観に行ったり、果て
オペレッタの舞台に乗っちゃってますが。でも、普通にサラリーマンやってる人の中
には、小説も読まない、artに近い分野で興味があるのは、ポップミュージックやロック、
テレビドラマや映画止まりの人が多いと思います。決してそういう分野をけなしている
わけではありません。一般に、artと表現されるものの多くが「敷居が高い」と思われて
いることが何となくしっくり来ないんですよね。確かに中にはチケットが高かったりする
ものもありますが、そのart自体は決して敷居の高いものじゃないと思っています。
 美術館なんか入館料は安いもんですし、小説だってブックオフで100円で買える。演劇
やオペラだって、良質の舞台を安価に見せるところはいくらでもあると思います。

 今日言いたいことは、artに限らず、興味を持ったら一歩踏み出せる、そんな人になれ
たら、世界は楽しい場所に変わるんじゃないかなーってことだけなんですけどね。自分
だって、お金がなくてやれないことはたくさんありますし、忙しさにかまけて腰が引けて
ることだって、たくさんありますからね。
 でも、何かひとつ面白いことを見つけて、一歩踏み出すと、楽しいです。これは間違い
ない。俺にとって、今はそれがオペレッタであり、ガレリア座なんだろうなぁw

 ツラツラ書いておきながら、結局はそこか!と、自分でも思ってしまった(苦笑)