「知る」ことは幸福

 最近、人と付き合いの幅が広がってきており、飲み会の席などで話をしていたりすると、
色んな思考に出会います。
 人というものはそれぞれ発想方法が違い、一見飛躍しているような話であっても、ツッコ
ミを入れて、話を解きほぐしていくと、そこにはきちんとした道筋があったりする。その道
筋を一気に飛び越えて出てくる言葉には、一瞬の思考の煌きみたいなものが感じられます。

 例えば暗算の方法一つにとってみても、違いがあったりします。

 3+1+7+6+9=??

 こんな計算式があったとします。
 ある人は、前から一つずつ計算していくかもしれません。
 またある人は順番を無視して、「3と7を足して」「1と9を足して」、先に「10のか
たまりを2つ作ってから」「6を足す」という思考方法を取るかもしれません。
 私は、どちらかというと、後者のような計算をすることが多く、却って遅くなってしまう
ことも度々(苦笑)。でも、この考え方を前から順番に計算して行く人に話したとき、「キモ
チ悪い」と言われました。
 でも、そのキモチ悪さって、私自身は、「新しいものとの出会い」だと思うんです。最初
はキモチ悪くても、異質な思考を試してみたら、案外キモチ良く思考が前に進むことだって
あります。
 思うに、キモチ悪くても、「知る」ことによって、その思考方法や表現方法を試す機会が
出来るのではないかなっと思います。

 知ることは幸福だ。
   要らなければ棄てれば良い。
      必要であれば使うがいい。
 
 受け入れられないのは、度量が狭いと思え。

 今感じたことを言葉にすると、こんな感じでしょうか?