プロの仕事ってなんだ

 今日は、お客さまを呼ぶセミナー後の懇親会幹事を任された。

 とはいえ、予算は青天井ではなく、当然ながら、ある。

 そうは言えども、カッコ悪いところは見せられない。
 
 この二つの条件の間でゆれるジレンマの中で、何とかちょっとだけ予算オーバーで収め
ました。
 開催場所はあるホテルだったのですが、ここのホテルの従業員がちょっとなぁ、って感じ。
 私が出した条件は以下の二つ。
「予算内で収めるのに協力してください」
「ただし、カッコ悪くならない程度にお客さまに勧めてください」

 そして、最初は当然ながらビールで乾杯なので、テーブル上にビールを並べる。
 だが、アホ従業員どもは、最初からワインやらウィスキーやらを入り口で配りやがった
のです。
 結果、ビールが減らない。単価の高いウィスキーやワインが出やすい環境を作ってしま
った。最終的には予算オーバ。
 こちらが出した条件が難しいのはわかります。自分もバイト店員時代に言われれば、嫌が
ったでしょう。でも、あんたらプロだろ? 最初にビールを飲ませないと、次も単価の高い
飲み物頼むのは予想がつくだろう?
 
 確かに、より大きな売り上げを上げるのはプロの仕事でしょう。
 でも、客の要望を叶え、満足度を上げるのもプロの仕事なのではないでしょうか。

 プロの仕事って、なんなんだろうね。俺の考えが甘いのかもしれませんけどね。