いろいろ

 今日はガレリア座の練習。一幕フィナーレを中心とした練習でしたが、やはりフィナーレ
ともなると、話が一気に進むので、私含め合唱陣もしっかりと感情の動きについていかない
といけない。かといって、過剰な演技はご法度。雰囲気をお客さまに伝えるための、背景に
徹するような存在。わかりやすい例で言えば、嫌われ者が来た時には、歓迎しない「雰囲気」
を醸し出すような演技が必要。各人の表現の仕方は、犬を追い払うような仕草をしたり、顔
を背けたりとさまざまであって良いかもしれないけれど、全体のベクトルは、「早く出て行
って欲しい」であり、「関わりたくない」のように、ある程度の方向性は合っていないとい
けない。照明で言うとわかりやすいかもしれないけど、悲しいシーンのときにダークブルー
とレモンイエローの照明が同時にあったらおかしいですよね。それと同じような感覚。濃淡
はあってもいいけど、色が違うと、「その他大勢」として居られない。ソリストだったら、
腹に一物ある芝居、なんていうのもあるから、それも可なんだけど。自分は、じゃなくて、
われわれ合唱陣はどんな「人達」であるのかを考えて、了解して舞台に立たなければいけな
いんだよなぁ。ここはこうする、という演出のつく部分は別として、ある程度自由度のある
部分こそ、その場限りでない決め事を自主的に作って、何人かと共有すべきだろうか。
 悩ましい限りなので、今度飲み会で誰かに相談してみよっと(笑)。
 ちょっと、難解な内容ですが、ニュアンスだけでも伝われば幸いです。アウトプットして
自分の中で消化するのが目的のひとつでもありますので、生暖かく見守ってやってくだされ。

 ええい、こんなことを考えるのも、飲まずに帰ってきたからだ!!(爆)

 飲まずに帰ってきて、近所でジンギスカンを貪り、家で一人で飲みながら、年末年始に
録りだめしておいた、オースティンパワーズ・デラックスを鑑賞。バカ映画だなぁ。でも、
嫌いじゃないっすw ヘイザー・グラハムめっちゃきれいやし。グウィネス・パルトロウ
並ぶぐらい俺の好みだなぁ。

 はてさて、悩みなど忘れ、眠るとしますか。