美しい仕草、美しい姿勢〜意識の問題〜

 バレエ、日舞などをやっている人は、立っている姿、歩き姿、諸々の仕草がとても美しい
と思う。
 こういう人というのは、普通に雑踏の中を歩いていても、輝きを放っているように見え
る。何か、オーラみたいな、見えない力があるように思える。動作に無駄がなく、癖がない。
 いえ、別に舞台上の話に結びつけようってわけじゃありません。最近気になることがあ
るのです。

 それは、女性の歩き姿(別に女性だけにとどまらないけれど、僕は男なので/笑)

 最近の女性を見ていて思うのですが、がに股の人がとても多いように思う。すっごくスタ
イルのいい女性がハイヒールを履いて立っていると、思わず見とれてしまうのですが、その
人が歩き出すと、がに股。本人は意識していないのだろうけど、すっごくもったいない。
 どんなにスタイルが良くて顔かたちが整っていても、歩き姿ってやっぱり重要なんだなぁ
と思ってしまう次第。足がすっとまっすぐ出るだけで、全然印象が違うもんだと思った。

 まずは見られている意識。 

 意識に翻弄されてばかりでは気分も萎えるけれど、ちょっと意識すれば、印象って違うも
のですな。電話の声ひとつ。一礼しかり。元気なおはよう。そんなちょっとしたことを意識
してやることで、人生ってちょっと面白おかしくなるのではないかなぁ、なんて思う今日こ
の頃です。

 かくいう私も、姿勢がとてもよくないし、癖だらけの人なのだけれど、ちょっと明日から
意識してみよっと。

 しかし、女性のがに股はカッコ悪いよなぁ(結局言いたいのはそこか!)