大切にしたい言葉
先日、ある人の日記で「ありがとう」という言葉を大切にしたい、というくだりを見かけ
思わず、「私も大切に思っています。でも、最近は軽い意味で使わざるを得ないことが多く
ヘコんでいます」というような意味のことを書きました。
他に何かないかなぁ〜、と思ってみたら、ありました。
「仲間」
友達でも親友でもなく恋人でもなく彼女でもなく、仲間。あとは、血のつながりのない人
に使う、「身内」。でも、やっぱり私の中では、仲間の方がレベルが上かなぁ。
「仲間やねんから、気にすんな」と口にするときの高揚感、気恥ずかしさ。
やはり、大切にしたい言葉です。
ここで、蛇足の分析を試みてみると、「ありがとう」にしろ「仲間」にしろ、本気で口に
するときには、気恥ずかしさを伴うという共通点があります。言うのに勇気が要ります。
特に、「仲間」に言う「ありがとう」。これは勇気を振り絞って、気恥ずかしさをすっ飛
ばさないと言えないぐらい。何故か。たぶん、仲間だからお互いわざわざ口に出さなくても
いいんです。仲間だから、顔見ればわかる。
でも言いたい時があるんです「ありがとう」。仲間だからね。
今日は、ちょっとヘコんでるから、言いたいよね。
「俺の仲間でいてくれてありがとう」って。
恥ずかしいから、誰とは言わないけど、きっと通じるはず。
あいつらはこう思うだろう。いや、口にしてくれるかもしれない。
「仲間なんだから、気にするな。こっちこそ、ありがとう」ってさ。
そして照れ笑いを浮かべた後
いつもの、感謝の言葉なんて口にしない俺たちに戻っていくんだろう。